ヨット体験活動

ヨットの体験メニューは昔も今も、障がい者のみなさん、シニアOB&OGのみなさん、親と子どものみなさん、ガールスカウトのみなさんとで作っている。自然の現象を利用して動くヨットは非日常なので体験メニューを運用するにあたっては、安全基準規定に基づいて実施している。

播磨灘フィールドに出てヨットはどうして動くか、それを参加者が自ら動かしてみる、まさに理論と実際を体験できる。江戸時代の北前船も近代ヨットも風で動く原理は同じであることを実感する時空間である。

具体的には、NPOリーフレットに印刷されているヨット教室教本で概要を学ぶ。part1はロープの結び方を5パターン練習する。part2はヨットが帆走できる範囲を実際に360度ぐるぐる回ってみる。風に合わせ船首の向きを変える、そこにそれぞれに名前があることを知る。part3は昔の帆船とヨットの帆走性能をイラストで確認する、古代の帆船の動きも近代ヨットも動く原理は同じであることを体感する。先人の考える力の凄さを実感する場面である。

休講中の向島公園の水辺でのOPディンギー(世界標準のセーリングボート)教室を夏休み2日間実施、2日目はレースをする迄に上達します。自転車乗りを覚えるのと同じで、一度風を掴んで操船するとその感覚は一生忘れません。この教室の体験者の中には、セーリングを趣味としている人もいるかも知れません。

ヨット体験を継続的に行いたい人にはお手伝いします。この体験参加からNPOのメンバーになり活動されている方もいます。

添付のクルーザーヨット教室のテキストはNPO設立当時に2名の理事で纏めたもので、約2時間程度の座学をイメージして監修。古いが基礎理論に変わりはない、これヨットの醍醐味の一つかも知れません。自由にダウンロードしてください。

◾️リーフレットのテキスト部を抜粋